人気の高まるアディダスのタグを年代別に特集!
タグのデザインの特徴が分ければ60年代から現在までの商品を見分ける事が出来ます!古着屋ではぜひこういった点も合わせて見てみてください!
60年代のアディダス
この時期のタグには、ロゴマークなどは特になく、非常にシンプルなデザインとなっています。
また、商標登録を表す®️マーク(レジスターマーク)が無いものに関しては、あるものに比べ古い時期に製造されているため、かなり希少です!
この年代の多くの製品は、アディダス創業者のアドルフ・ダスラーが出身の西ドイツ、また隣国のオーストリアにて製造されています。
eマークとは?
様々なアイコニックなロゴマークがある中、一番最初にデザインされたこのマークは、そのデザインが筆記体のeに似ていることから「eマーク」、また最初のロゴとして「ファーストマーク」と呼ばれています!
しかし、このロゴマーク自体は大変希少なため、現在ではあまり流通していません。是非、探してみて下さいね!
ワールドマークとは?
地球の形をした「ワールドマーク」は、60年代後半から70年代前半という、ごくわずかな短い期間で使用されていたため、非常に人気で希少なモデルとなっています!
また、eマークの次に考案されたロゴマークということから、「セカンドマーク」とも呼ばれています!
70年代のアディダス
この時期から、有名な3枚の葉を模した「トレフォイル」マークがデザインされたタグが流通し始めました。
現在でも見ることのできるロゴですが、この年代の特徴として3枚の葉の間隔が少し離れている、という違いが挙げられます!
また、「トレフォイル」というのはドイツ語で「三枚の葉」を意味し、古代ギリシア時代の月桂樹をモチーフにデザインされているそうです!
ATP表記の意味
この70年代から80年代にかけて、タグにATPという表記が記載されている場合がありますが、これは「Association of Tennis Professionals」の略称で、男子プロテニス協会を意味しています。
アディダスは、この時期にかけて協会のオフィシャルサプライヤーとして活動していたため、タグにもこの表記が記載されていました!
また、このタグは非常に人気なものとなっているので、是非1着ゲットしてみて下さいね!
VENTEX社との関係
先に紹介したATPと同様に、この年代には、ロゴのほかに「VENTEX」の表記が記載されていることがあります。
これは、フランスにあるアディダスのジャージを製造していた会社の名前にあたります。
また、creation ventexという表記のほうが、production ventexの物より古いとされています!
フランスの会社ということもあり、フランス製、またルーマニア製のものが多く作られていた、という点もこの年代の特徴です!
80年代(前半)のアディダス
この時期では、先ほど紹介した「トレフォイル」上の線が一本だけ繋がっている点に特徴があります!
また、この時期にカリフォルニアにも生産拠点ができたことから、MADE IN U.S.Aのものが多く生産されています!
80年代(後半)のアディダス
80年代も後半になると、トレフォイルの横線が2本繋がっているデザインがよく見れれるようになりました。
また、特徴的なデザインとして、世界各国の国旗が刺繍された、通称「万国旗タグ」が使用され始めました。
刺繍されている国旗は、各国のサイズ表記を記載する為にデザインされたりと様々ですが、目を引くデザインがとても魅力的ですよね!
90年代のアディダス
この時期には、これまで紹介してきた「トレフォイル」のほかに、現在でも多くの人に親しまれている山型のロゴデザインである、通称「パフォーマンスロゴ」が登場しました。
デザインには、アディダスの代名詞であるスリーストライプがモチーフとなっています!
また、90年代からはタイや台湾などで製造されたものが多く流通しているため、アジア製は比較的最近のもの、と言われています。
2000年代から現在のアディダス
現在では、先に紹介した「トレフォイルロゴ」と「パフォーマンスロゴ」のどちらのロゴも見ることができますが、主に前者はストリートファッションラインに、後者は「パフォーマンスロゴ」はアディダスのスポーツウェアラインに使用されることで区別されています!
当店取扱いのアディダス商品
当店でも60年代から現行までのアディダス商品取り扱いしております!ぜひチェックしてみて下さい!